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龍池山 松尾観音寺

2015年03月4日

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三重県伊勢市の外宮と内宮の中間に位置する松尾観音寺。
特定の宗派に属さず、本山も末寺も檀家も持たない単立の祈願寺です。約1300年前の奈良時代始め、当時の高僧「行基」(ぎょうき)が伊勢神宮参拝の折、東の池には雄龍、西の池には雌龍がそれぞれ住むと伝わる池が有ることを知り、自ら観音様を刻み、その池のほとりに寺を創建しました。霊験あらたかなご本尊『十一面観世音菩薩』と脇仕の『地蔵菩薩』『毘沙門天』と、龍神伝説に因み「災難除け」「縁結び」などにたいへんご利益があるとされ、たくさんの参拝者が訪れます。

◇「日本最古の厄除け観音」
約600年前の応永10年5月、本堂が火災に遭った際に、雄龍は燃え盛る炎を飲み込みながら舞い降り、観音様を自らの体で幾重にも巻き付け、また、雌龍は何度も池の水を炎に吹きかけ観音様を火災からお守りになったという伝説が残っています。
こうした「龍神伝説」から、火災という災難から逃れられた観音様と、龍神様の開運招福の霊験あらたかな寺院として知れわたり『災難除け』の御利益と、雄雌の二匹の龍神様が力を合わせて観音様を護られたということから『縁結び』や『子授け』、『安産』に御利益があると言われるようになりました。また、風習として、参拝帰りに自分の身に付けている物を何か一つ境内に落として行くことで一年の厄を落とすとされており、境内でハンカチが落ちている風景は珍しくありません。

◇「初午(はつうま)大祭」

龍神伝説が起こった時代から、特に厄年に関係なく老若男女が毎年、一年の厄災を払う日として3月初の午の日に観音参りをするという風習が盛んになりました。平時も参拝客で賑わう松尾観音寺ですが、この日には一年間で、この日しか執り行わない特別な秘法でお祓いをしていただけます。

平成27年度初午大祭 3月6日(金)・7日(土) ※初午大祭ご祈祷受付時間 8:00~20:00

ご祈祷手ぬぐい
昔ながらの伊勢木綿に国の伝統工芸品の伊勢型紙を用い、日本独自の染色工法の注染めにて色づけし、松尾観音寺にて「災難除け」「縁結び」「子授け」「安産」「心願成就」のご祈祷を施しました。 雄龍と雌龍が寄り添い彩雲を見ている縁起の良いデザインとなっております。常若屋ならではのこだわりが詰まった新作のおかげ手ぬぐい「松尾観音寺」は松尾観音寺にて初午大祭より販売になります。お越しの際は、ぜひお手にとって風合いを感じ取っていただけると幸いです。

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