賓日館 伊勢市二見町
category:TOKOWAKAYA BLOG
2017年07月5日
「清き渚」と称される二見浦で、古来よりの習わしでお伊勢参りの前、祭典に奉仕する前には、海水を浴び、心身ともに清めてから聖域に入るのが慣習とされてきました。また、明治15年に日本で初めて開設された公設海水浴場では、聖域から五十鈴川をつたい流れ出た、細やかな砂で形成された遠浅の砂浜があります。
夫婦岩の近く、二見浦の海岸沿いに建つ賓日館は明治20年、伊勢神宮に参拝する賓客の休憩・宿泊施設として、神宮の崇敬団体・神苑会によって建設されました。
明治天皇の母であられる英照皇太后のご宿泊に間に合うようにと、明治20年2月19日に竣工した歴史的建築で、明治24年7月29日から3週間余り、ご幼少時の大正天皇(明宮嘉仁親王)が避暑や療養、水泳訓練などを兼ねて滞在されたのをはじめ、歴代諸皇族、各界要人が数多く宿泊されました。賓日館では、建物だけでなく庭園も含めて、当時一流の建築家による品格のある洗練されたデザイン、選び抜かれた材料やそれに応える職人たちの技など、日本の伝統建築の粋を目の当たりにすることができます。
建築学的見地からだけでなく、明治から大正、昭和、平成へと伊勢市二見町の近代史を語り伝える重要な文化財で、現在は資料館として運営されています。(賓日館HPより一部抜粋)
開館時間 9:00〜17:00
休館日 火曜日(祝日の場合は翌日休)
入館料 大人300円 小人150円
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