御絲 MIITO WOVEN FABRIC
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2018年05月22日
伊勢とこわかや謹製、みいと織の御朱印帳の紹介です。御絲(みいと)織物の所在する御糸五郷(下御糸・上御糸・中麻績・機殿・服部)は伊勢平野の古代紡績の中心地で、麻・荒妙(あらたえ)と絹・和妙(にぎたえ)を織って、伊勢神宮に納める「御機殿」があり、女性たちは皆、より質の良い、みいと織を奉献するため1300年以上の間、日々努力を続けてきました。藍染の縞柄は木綿の種子と共に、400年ほど前に安南(ベトナム)からもたらされた、嶋渡りの「柳条布」がルーツと言われ、柄も繊麗されながら、伊勢神宮の神様に奉る神御衣を奉織する御機殿の女性たちの間で、脈々と受け継がれてきました。
※神宮創設当初の2000年程前は「御機殿」は五十鈴の川上(内宮の側)に有り、1300年程前に紡績の盛んだった今の御糸五郷へ移されました。※江戸時代に入ると松坂商人が江戸へ流通させたことにより、松阪木綿と称されました。※時代の波と共にみいと織と御機殿の人々の関係は薄れ、有志グループにより手織り文化の継承が営まれています。
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