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皇大神宮 内宮

category:TOKOWAKAYA BLOG
2016年01月25日

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伊勢神宮の正宮・皇大神宮(こうたいじんぐう)は「内宮」とも申し上げ、ご祭神の天照大御神(あまてらすおおみかみ)は太陽の神で、日本人の総氏神とされています。
神路山・島路山を源とする五十鈴川のほとりに位置し、周りは鎮守の森で厚く囲まれています。
内宮の宮域は5,500ヘクタール、伊勢市の面積の約1/4を占めます。大まかに神域と宮域林に分かれ、さらに宮域林を第一宮域林、第二宮域林に分けています。
神域とは内宮のご社殿を中心とした付近およそ93ヘクタールの区域で、ご鎮座以来まったく斧を入れることのなかった禁伐林です。

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神宮の長い参道沿いには樹齢数百年から1000年もの鉾杉(ほこすぎ)が神域を守るようにそびえたち、厳粛さが漂よいます。

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第一宮域林と神域には、特有の照葉樹であるカシの木、タブの木、クスノキ、シイ、ヤブツバキなどがたくさん生えており、さらに南に来ると第二宮域林となります。ここは式年遷宮に使われるヒノキを育成している場所でもあります。

この鎮守の森は2000年前から変わっていません。1300年前から、20年に1度の式年遷宮と言う制度が設けられ、この森から式年遷宮に必要な御用材としてヒノキを切り出していました。しかし、遷宮で御用材として必要なヒノキの数は1万本とされており、非常に大きな木が必要であるため、大きな木が伐りつくされなくなっていきました。鎌倉中期以降は、この森から離れて近辺の山へ木を求めて行き、やがては奈良、愛知に、今では岐阜・長野の木曾のお山から木を分けて頂いています。
大正12年、五十鈴川の氾濫をきっかけに、伊勢神宮は災害に強い森を育てると共に、将来の御用材を宮域林からまかなおうと、200年かけてヒノキを育てる計画が起案され、実際に第62回・平成25年の10月2日と5日の外宮内宮の式年遷宮では、およそ90年前に植林されたヒノキが御用材の一部として用いられています。

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